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執筆者の写真Studio ohana FITNESS

婦人科系疾患術後の心身回復  後編

~経験から学び、生かせること~


先日、ヨガ講師の原田麻子コーチの前編ブログをお伝えしていきましたが

今回は後編です。術後の体験、思いを綴っています。

ぜひ紹介させてくださいね!(^^)!




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術後のリスタート~山あり谷あり~

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退院後は、2~3ヵ月かけて少しずつウォーキングやストレッチで恐る恐る身体を慣らし、強度の低い仕事から復帰していきました。約半年後、ほぼ元通りに動けるようになると、逆にそれまでの不安を払拭するかのようにもっと今を楽しもう!(仕事=楽しみだったので)と、無茶な仕事スケジュールを詰め込むようになっていきました。同じ頃一人暮らしを始めたこともあり、さらに生活のリズムも乱れていきました。睡眠、食生活も不規則、不節制、今思うと腰痛や膝痛にもちょくちょく悩まされ、仕事の時は元気いっぱい!!でもそれ以外の時間は常に強い倦怠感や眠気を感じていたような気がします。


元気な身体に戻れたことが嬉しくて、前以上に頑張ろうとした結果が完全に方向性を間違えてしまったんですね。

身体の声には全く耳を傾けていませんでした。


そんな生活が何年か続いた頃、食後に胃腸の激痛を感じることが多くなり、まともに食事がとれなくなりました。あちこちの病院で胃カメラ、大腸カメラなど様々な検査をしましたが原因は分からないまま、半年以上…体重もどんどん減りました。何かまた良くない病気かしら…と気分もどんどん落ちていく中、何件目かの病院で診てくれた医師が開腹手術後の腸の癒着の可能性を指摘してくれたのです。もう数年も前の手術、そんなところに原因があったの?と思えたその日から幸い症状は少しずつ良くなり、痛み止の薬からもようやく解放されました。


そのこともあって、私は改めて自分の身体の声にもっと耳を傾けなれば、と強く思うようになりました。少し前から初めたヨガはそんな自分のココロや身体と向き合う大事な時間になり、自然と睡眠や食生活の乱れも調っていきました。人間の身体は、やはり日々の運動、休養、姿勢、栄養、自律神経、心の安定、全てバランスが大切なのですよね。そしてその生活を心掛けるようになることで、20代の頃よりも身体がとても楽になってきたことにも改めて気づいたのです。

ぜひもっと多くの方とこの喜びを共有していきたい、私が助けてもらったように周りの方を支え、笑顔にしたい!との思いからヨガインストラクターの資格をとり現在に至ります。

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まとめ 

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今の私は、結婚10年、子供はいませんが仕事のペースも生活のリズムもとても安定しています。山あり谷ありを経験したことで、本当に周囲からの支えがあっての今の自分があると感謝できるし、こうして元気な身体でいられる事を当たり前でなく本当に幸せ!!と日々感じています。


こんな自分の経験をたまに話す機会があると、「実は私も…」と同じような体験を話して下さる方もけっこういらして。

その方々の多くは、一番身近な存在のご主人、パートナーなどには相談しづらい、話しても分かってもらえないんじゃないか、とおっしゃいます。でも誰かに確かに相談したいし聞いて欲しい。だからこそ、もっと気軽に相談できる先生や、仲間、そういう場って必要だと思うのです。


最後に。。。

社会で生き生きと活躍している女性がたくさんいる中、実は陰で苦しい治療や辛い思いを抱えながら必死で頑張っている方もいるはず。体の傷は治せない部分もありますが、せめて心の傷に寄り添い、その方のその後の回復と健康な生き方をサポートしたい!

それが今の私の強い思いです。

女性が笑顔で生き生きとしている世の中は、その周りにいる男性にとっても、幸せで平和な世の中になると思いませんか?

長くなりましたが、最後までお読み頂きまことにありがとうございます。

皆様自身のココロと身体の健康が、周りの方々を笑顔にする力に繋がりますように!!

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